AIで「プレゼン資料」を作るプロンプト術【構成・スライド・発表原稿まで5つのコツ】

AIライティング術

「来週プレゼンなのに、資料づくりが進まない」。そんな悩みはありませんか。構成を考え、スライドを作り、話す内容まで用意する。プレゼン準備は意外と手間がかかります。実はこの一連の作業は、AIととても相性がよいのです。この記事では、Claude(クロード)のような対話型AIを使って、プレゼン資料を効率よく仕上げるコツを紹介します。

この記事で分かること

  • プレゼンの「構成」をAIに数分で作らせる方法
  • スライド1枚ずつの中身を具体化するプロンプトの型
  • 本番で話す「発表原稿」まで一気に用意するコツ

プレゼン準備でAIが役立つ理由

プレゼン資料づくりは、大きく3つの工程に分かれます。全体の流れを決める「構成」、各ページの中身を作る「スライド作成」、そして本番で話す「発表原稿」です。この3つは、どれも文章を組み立てる作業です。文章づくりは、AIがもっとも得意とする分野です。

とくに便利なのが「たたき台」を一瞬で出せる点です。たたき台とは、修正を前提にした下書きのことです。ゼロから考えると30分かかる構成案も、AIなら10秒で候補を出してくれます。出てきた案を直しながら進めれば、準備時間はき半分以下になります。実際、筆者は15分ほどで骨組みが固まりました。

コツ1〜2:プレゼンの「構成」をAIに作らせる

まず決めるべきは全体の流れです。ここで大事なのは、AIに前提情報をしっかり伝えることです。伝えるべきは「誰に」「何分で」「何を伝えたいか」の3点です。この3つが曖昧だと、ぼんやりした構成しか返ってきません。

たとえば、次のように指示します。

あなたは提案資料づくりのプロです。新規顧客向けに、自社サービスを10分で紹介するプレゼンの構成案を作ってください。相手はITに詳しくない中小企業の経営者です。スライドは8枚程度、各スライドの見出しと目的を箇条書きで示してください。

ポイントは、相手のレベルと時間、枚数まで指定することです。数字を入れると、AIの答えは一気に具体的になります。返ってきた構成が長すぎる場合は「5枚に減らして」と伝えれば、すぐに調整してくれます。この対話のしやすさが、AIを使う最大の利点です。

コツ3〜4:スライド1枚ずつの中身を作る

構成が決まったら、次はスライドの中身です。ここでは「1枚ずつ」お願いするのがコツです。全部まとめて頼むと、内容が薄くなりがちだからです。1枚に集中させると、密度の高い文章が返ってきます。

たとえば、こう指示します。

先ほどの構成の3枚目「導入のメリット」について、スライドに載せる文章を作ってください。見出し1行、本文は箇条書きで3点までにしてください。専門用語は使わず、経営者に響く表現でお願いします。

スライドの文章は、短いほど伝わります。1枚に文字を詰め込むと、聞き手は読むのに必死になり、話を聞けません。「筧条書きで3点まで」と数を絞ると、ちょうどよい情報量になります。図やグラフの案が欲しいときは「この内容を図にするなら?」と聞くのも有効です。

コツ5:本番で話す「発表原稿」を用意する

意外と見落としがちなのが、当日話す言葉の準備です。スライドは完成しても、何を話すかは別で考える必要があります。ここでもAIが活躍します。作ったスライドをもとに、話し言葉の原稿を作ってもらいましょう。

このスライド1枚につき40秒で話す想定で、発表原稿を作ってください。硬すぎず、聞き手に語りかける口調でお願いします。

「40秒で」と時間を指定すると、話す分量まで調整してくれます。緊張しやすい方は、この原稿を一度、声に出して読むと安心です。自分の言葉になじまない部分だけ直せば、当日はぐっと話しやすくなります。

まとめ

プレゼン資料づくりは、AIを使えば驚くほど速くなります。最後に要点を振り返ります。

  • 構成は「誰に・何分で・何を」の3点を伝えて作らせる
  • スライドは1枚ずつ、箇条書き3点までで密度を上げる
  • 発表原稿まで作れば、本番の不安が減る

まずは次のプレゼンで、構成案づくりだけAIに任せてみてください。その速さと便利さに、きっと驚くはずです。

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