「同じ質問メールに毎回答えている」——そんな悩みはありませんか。よくある質問をまとめたFAQ(エフエーキュー:よくある質問と答えの一覧)があれば、問い合わせはぐっと減ります。この記事では、AIを使ってFAQを手早く作る方法を紹介します。
この記事で分かることは、次の3点です。
- AIがFAQ作りに向いている理由
- コピペで使える基本のプロンプト(AIへの指示文)
- FAQの質を上げる5つのコツ
なぜAIでFAQを作ると早いのか
FAQ作りで一番大変なのは、質問の洗い出しです。自分では「当たり前」と思うことほど、お客様は疑問に感じます。この視点のズレが、作業を止める原因になります。
AIは、商品やサービスの説明を渡すだけで、想定される質問を一気に挙げてくれます。人間が忘れがちな初歩的な疑問も拾ってくれます。たたき台さえあれば、あとは選んで直すだけです。
実際、10件のFAQを一から書くと1時間かかることもあります。AIを使えば、下書きは5分ほどで用意できます。
コピペで使える基本プロンプト
まずは次の指示文を、AIにそのまま貼り付けてみてください。
あなたはカスタマーサポートの担当者です。以下のサービスについて、初めての利用者が抱きそうな「よくある質問」を10個作り、それぞれに100字程度の回答をつけてください。専門用語には短い説明を添えてください。
【サービス内容】(ここに商品やサービスの説明を貼る)
この指示には、3つの工夫が入っています。役割(サポート担当者)、数(10個)、回答の長さ(100字)です。条件をはっきり決めると、答えがぶれにくくなります。
FAQの質を上げる5つのコツ
基本のプロンプトに、次の要素を足すと精度が上がります。
- 読者を指定する:「AI初心者向け」など対象を伝えると、言葉づかいが合います。
- 質問の切り口を指定する:「料金・使い方・解約」のように分類を渡します。
- NGワードを決める:使ってほしくない専門用語を先に伝えます。
- 回答の型をそろえる:「結論→理由→次の一歩」の順で書かせます。
- 不足を聞き返させる:「情報が足りなければ質問して」と一言添えます。
5つすべてを使う必要はありません。1つ足すだけでも、答えの読みやすさは変わります。
そのまま公開せず、必ず確認する
AIの回答には、事実と違う内容が混じることがあります。これをハルシネーション(AIがもっともらしい嘘を作る現象)と呼びます。料金や日付など、数字は特に注意が必要です。
公開前に、担当者が事実を1つずつ確かめてください。AIは下書き役、最終判断は人間、と役割を分けるのが安全です。
まとめ
この記事の要点は次の3つです。
- AIはFAQの質問出しと下書きが得意で、時間を大きく減らせます。
- 役割・数・回答の長さを指定すると、答えが安定します。
- 数字や事実は、公開前に人間が必ず確認します。
まずは自社のサービス説明を用意して、基本プロンプトを試してみてください。5分後には、FAQの下書きが手元にあるはずです。
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