AIで小説の挿絵やブログのアイキャッチを作ろうとして、「思った画像がぜんぜん出ない」と感じたことはありませんか。実は、AIの画像生成はプロンプト(AIへの指示文)の書き方でほぼ決まります。呪文のような難しい言葉は必要ありません。 この記事で分かることは、次の3つです。
- 画像プロンプトを組み立てる「4つの要素」
- 仕上がりを左右する「スタイル指定」の言葉
- 文字化けや指の破綻を防ぐ「除外ワード」の使い方
画像プロンプトは「4つの要素」で組み立てる
プロンプトとは、AIに「何を描いてほしいか」を伝える指示文のことです。良い画像を出すコツは、次の4つの要素を順番に並べることです。
- 主題:何を描くか(例:一冊の開いた本)
- 様子・動作:どんな状態か(例:ページから光の粒が舞う)
- 背景・場所:どこにあるか(例:木製の机の上)
- 雰囲気・スタイル:どんな質感か(例:やわらかな朝の光)
この4つをつなげると、「木製の机の上で開かれた本から光の粒が舞い、やわらかな朝の光が差し込む」という1文になります。要素を足すほど、AIは迷わず描けます。逆に「かっこいい絵」だけだと、AIは何を出せばよいか分からず、ぼんやりした画像になりがちです。
スタイル指定で仕上がりが決まる
同じ主題でも、スタイルを変えるだけで印象は大きく変わります。ここは仕上がりの8割を決める大事な部分です。よく使う言葉を覚えておきましょう。
- 写真風:photorealistic(フォトリアル)、cinematic(映画のよう)
- イラスト風:digital illustration、flat design(平面的)
- やわらかい絵:watercolor(水彩)、soft warm tone(温かい色合い)
- 雰囲気:depth of field(背景ぼかし)、morning light(朝の光)
たとえば小説の表紙なら「cinematic(映画風)」、ブログの見出し画像なら「editorial(雑誌のような上品さ)」がおすすめです。日本語で使えるツールなら「水彩画風で」「やわらかい光で」と書くだけでも十分伝わります。
文字や指の破綻を防ぐ「除外ワード」を入れる
AIの画像生成が苦手なものが2つあります。文字と手指です。放っておくと、意味不明な文字や指が6本ある手が出てきます。そこで「これは描かないで」と伝える除外ワードが役立ちます。
no text, no letters, no captions(文字・キャプションなし)
アイキャッチ画像に変な英字が入るのを防ぐには、この一文を必ず末尾に足します。人物を描くときは、顔や手が不自然になりやすいので、あえて「後ろ姿」や「手元だけ」の構図にすると失敗が減ります。1枚で決めようとせず、3〜4回作り直す前提で臨むと気楽です。
迷ったらAIにプロンプトを作らせる
ここまで読んで「英語で書くのは面倒」と感じた方に、いちばん簡単な裏技があります。それはClaudeなどの対話AIにプロンプト自体を作ってもらうことです。 たとえば「静かな書斎をテーマにした、雑誌風のアイキャッチ画像の英語プロンプトを、文字を除外する指定つきで作って」とお願いするだけです。すると、そのままコピーして使える指示文が返ってきます。文章を書くAIと画像を作るAIを組み合わせれば、専門知識がなくても狙った画像に近づけます。
まとめ
思いどおりの画像を出すコツは、次の3点です。
- 「主題・様子・背景・スタイル」の4要素で具体的に書く
- 写真風か水彩風かなど、スタイルの言葉で質感を決める
- 「no text」で文字化けを防ぎ、数回作り直す前提で臨む
ᾦすは手元のAIツールで、今日紹介した4要素を並べた1文を試してみてください。1回で完璧を目指さず、言葉を少しずつ足していくのが上達の近道です。
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